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3月「絞り×綴れ展」を開催します!!

▶3/22(金)・23(土) 大和屋福井店2Fギャラリー 10:00~18:00

 ところ 福井市羽水2丁目118(駐車場あり)

▶3/24(日)・25(月) 中島屋呉服店 10:00~18:00

 ところ 福井市春山2丁目16-8

「藤井絞」と「服部綴工房」のこだわりの逸品を展示販売します。『京鹿の子絞り』技法を中心に様々な絞りを施した着物や帯。草木染めと色にこだわり、よこ糸を爪でかき寄せて緻密な文様を織り出す『爪搔本綴れの帯』。大胆で柔らかい雰囲気が持ち味の絞り染め特有の凹凸感と緻密で端正な綴れ織のマットな上質感、相反する素材感のコーディネートは無限大。対照的な組み合わせがそれぞれの持ち味を一段と引き立たせてくれます。期間中、会場にて、藤井絞から伊地智浩二さん、服部綴工房から服部紘樹さんが、ものづくりに対する「こだわり」をお伝えします。今回で3回目となる『絞りと綴れ』のコラボ。春から初夏にかけてのおすすめの装いや、控えめながらも高級感漂う装いなど、どうぞ会場にてお楽しみください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。きものコーデワンポイント講座も同時開催!

<展示品目>

訪問着・附下・小紋・絵羽コート・九寸なごや帯・八寸なごや帯・長襦袢 他

 

綴織(つづれおり)とは?

「綴織は経糸の見えない平織と言われています。緯糸をセットした杼(ひ)を縦糸に対して45度くらいから織り込みます。ピンと張った縦糸を緯糸でくるみ込むように織るので縦糸は見えず、緯糸のみで模様が表現されます。」と語る服部綴工房の3代目 服部紘樹さん。

図案に描かれた模様に沿って地色と模様の部分で緯糸を変えながら、織り進めます。杼で縦糸をすくい細かい模様部分は爪先で緯糸をかき寄せ、くしで打ち込みを整える、大変手間のかかる作業です。

かつてはフォーマルを中心に製作していましたが、服部さんの工房では今の時代に合ったモダンでシンプルな商品を主に製作しています。草木染めの紫根染(紫系)や茜染(赤からオレンジ系)の優しい色糸を模様部分に使用した商品もございます。色にこだわり、さりげないおしゃれ心を感じさせる現代感覚の綴帯をどうぞご覧ください。

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