きものあそび『白鷹紬の魅力』を感じる4日間~織元来店~
▶7/12(金)~15(月) 中島屋呉服店 10:00~18:00
ところ 福井市春山2丁目16-8
絣の北限の地、山形県白鷹町で作られる「白鷹紬」。今では貴重な“板締染色”による「白たかお召」やスタイリッシュな綾織着尺、創作の雪花織など、染めから織りまで手作業によるこだわりの品々をご用意しました。期間中、織元「白たか織」の佐藤誠一郎さんが製作工程などを楽しくお話いたします。白鷹紬を見て触れて知る4日間。どうぞ皆さま、遊びにお越しください。心よりお待ち申し上げております。
【白たかお召 板締め絣】
今では貴重な板締め染色による絣技法によって、製作される「白たかお召 板締め絣」。その染色方法は、数ミリの溝が何本も彫られた一対の「絣板」に糸を巻き付け、煮えたぎる染料液を柄杓でぶっかける大胆な染色方法から「ぶっかけ染め」とも言われます。大胆ながらも綿密に染められた経と緯の絣糸を一本一本合わせながら織り上げるのは非常に難しく、熟練した職人のなせる技。織れる職人さんも限られています。織り上がった反物を最後に「湯もみ」をすることで波打つようなシボができ、さらりとした着心地よい風合いとなります。この風合いを思い存分、味わっていただくためにも、弊店では単衣仕立をおすすめしています。
◆絣板と板締め染色(ぶっかけ染め)の様子
◆絣糸と白たかお召を織る様子
◆白たかお召 板締め絣
【創作 白鷹織】
◆高機手織り紬(着尺) 独特の風合いと絹の光沢感が魅力のたつみ綾
◆雪花織九寸なごや帯 雪と花を思い描いて浮き織りにした東北ならではの帯。
中央:織元「白たか織」佐藤誠一郎さん
「会場で皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!」